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グループセラピー(2/3):本当の自分のままで出席した患者

今回のグループ・セラピーでは、見つかったばかりの「本当の自分」のままで出席した患者が二人いた。

二人は幼稚園児のように皆の話を聞いていた。二人ともあまり発言しなかった。人が怖かったのと、何を話していいか分からなかったからである。後で聞くと、大人の話がよく分からなかったという・・・

Bさんは「僕はこんなに多くの人がいると思いませんでした」と周りを見ながら言う。グループに何度か参加したBさん。彼の本当の自分はグループに初めて参加したので、何を話したらいいかよく分からなかった。まだ人が怖いところがある・・・ 

 


男性FさんはBさんを昔から知っている。そんなBさんの変化を見て、「僕もやがてああなるんだ」と感慨深くつぶやいた。Fさんは妊婦のように「自分の子供」がもうすぐ生まれる感覚がある。

もう一人の主婦のCさん。彼女は4、5歳の少女のように見えた。ニコニコしながら周りの話を聞いていたが、後で聞くと、知らない人がたくさんいて怖かったという。でも、Cさんの中の子は「ここは安心できる場所。自分を出しても大丈夫」と感じることができた・・・

Cさんは男性Fさんを見て、「表(人格)は自分が壊れるのを恐れている。もうすぐ中の子供が出てくる」と直感的に分かった。後でFさんに聞くと「BさんとCさんを見て、自分が中の子を抑えていると分かった」という。

FさんはBさんとCさんの快復を見た。彼は自分がもうすぐ動けなくなる感覚がある。中の子は体が硬直しているらしい。しかし、自分の苦しい変化が治る希望になっている。「もうすぐ自由になれる」という感覚がある・・・

患者たちは、他の人の変化を見ながら、相互に影響を受けてゆく。それゆえ、快復者がグループに与える影響はとても大きい。快復のモデルになるからだ。

グループ・セラピーの利点は他人から学べることである。多くの人が「こんな問題をもつのは自分だけではない」と感じる・・・



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