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多重人格の学会に参加(1/2)

多重人格の学会に出席した。正式名はThe International Society for the Study of Trauma and Dissociation (国際解離・トラウマ研究学会)。会場となったウェスティン・ロングビーチ・ホテルは、家から車で40分くらいの所・・・

久しぶりに出席すると、多重人格(解離性同一性障害)の話題は少なく、複雑性のPTSD(日常生活のストレスが重なって発生する心的外傷)、愛着障害(絆のトラウマ)、男性の性的虐待体験などの話が多かった。

最も人気のある話題は、ジェニファー・フライドのBETRAYAL TRAUMA (裏切りのトラウマ) だった。



裏切りのトラウマ(BT)とは、信頼してる人(親)、自分を守るはずの人たち(学校など)が、自分を守らなかったり、傷つける時に発生する。例えば、保護者であるはずの母親が子供を拒絶したり、子供を無視すると、BTが発生する。

BTの被害者は決まったパターンの行動する。例えば、母に拒絶された子供は自分を守るために、母に好かれようとする。母に頼らないと生きれないからである。子供は同時に母のトラウマを全く忘れてしまう辛い母子関係から自分を守るためである。それをBETRAYAL BLINDNESS(裏切りを覚えてないこと)という。

こうして、母に裏切られた子供は事件を忘れて、親との関係を続けてゆく。この背後にあるのは解離(心が統一性を失うこと)である。

この理論はひきこもりにあてはまる。母に裏切られた子供は母との関係を続けるが、同時に母を恐れ、心の底には母に拒絶された記憶がある。それは対人恐怖、人間不信、感情マヒの症状として浮上する・・・・

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